米航空、羽田便を一斉申請 32年ぶり開設、10月にも
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100217ATGM1701217022010.html 【シリコンバレー=岡田信行】
デルタ航空やアメリカン航空など米航空大手は16日、東京の羽田空港とニューヨークや
ロサンゼルスなど米国主要各都市を結ぶ定期便新設を米運輸省に申請したと一斉に発表した。
日米両国政府が昨年12月に航空自由化(オープンスカイ)協定の締結で合意、
羽田への乗り入れが可能になるのをにらんだ動きで10月の就航を目指す。
羽田空港から米国への国際定期便が飛ぶのは1978年の成田空港開港以来、32年ぶりとなる。
羽田空港では10月に新滑走路ができ、発着容量が拡大する。
日米両国政府は羽田の発着枠について深夜・早朝の定期便として米国側の航空会社に
1日4往復の発着枠、日本側にも同数を割り当てることで合意。
米航空大手の申請を受け、今後、発着枠内でどの路線の開設を認めるかの調整が必要になる。 (16:00)