「一人で悩まないで」 ボランティア団体が精神障害者を支援
和歌山県の田辺市や白浜町の住民でつくるボランティア団体「めだかくらぶ」は、
精神障害者の地域生活に関する支援活動をしている。
活動機会は多くないが、精神疾患のある人の話し相手や障害者支援施設の
行事運営の協力などをしており「要請があればできる限りの支援をしていきたい」としている。
めだかくらぶは、田辺保健所主催の精神保健福祉ボランティア講座を修了した有志が2004年に設立した。
精神障害者への偏見をなくし、一人一人が自分らしく暮らせるような社会を目指し活動している。
田辺市社会福祉協議会が把握している市内のボランティア約300団体のうち、
精神障害者の支援を打ち出している団体はほかにないという。
メンバーは12人。06〜08年は月1回、田辺市たきない町の紀南こころの医療センターで
利用者にフラワーアレンジメントなどの指導、精神疾患のある人を対象にした同市の料理教室の運営協力をしてきた。
いまは精神疾患のある人の話し相手や、田辺市たきない町の障害者支援施設「のぞみ園」でお茶席を設けたり、
行事に協力したりしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100216-00000000-agara-l30