「非行少年」5年ぶり増加 県警まとめ、低年齢化顕著に
(2月16日 05:00)
昨年1年間に補導・摘発された「非行少年」は前年より113人多い1735人で、5年ぶりに増加に転じたことが15日までに、県警少年課のまとめで分かった。
万引や自転車盗など、手段が容易で動機が単純な「初発型非行」が急増した。同課は万引抑止を今年の重点課題に設定、学校や関係団体と連携し規範意識の向上を図る。
同課によると、非行少年は2004年の2497人から2380人、1883人、1781人、1622人と4年連続で減少していた。
09年をみると、非行少年のうち男性が1346人で約78%を占めた。14歳未満(触法少年)は前年比43人増の173人で、低年齢化が顕著となっている。
刑法犯は1636人、軽犯罪法違反などの特別法犯は82人。犯罪性の高い人物と付き合うなどしていて将来犯罪に及ぶ恐れのある「ぐ犯」は17人だった。
刑法犯の罪種別では、窃盗犯が924件で約56%を占めた。中でも万引は前年比157件(約34%)増の616件と大幅に悪化。特に下半期に集中した。
アクセサリーや菓子類、化粧品を狙うケースが多く、スーパーで同比89件増の249件が起きた。同課は「家計が不況に苦しむ影響で、以前より少年の物欲が満たされてない可能性もある」と分析する。
県警は昨年12月から、学校を訪問し万引防止教室を開いており、「万引=犯罪」との意識の浸透を狙う。
一方で2月から県内の一部小売店でレジ袋有料化が始まり、マイバッグを使った万引が横行する恐れもあることから、店側にも一層の警戒を呼び掛ける方針だ。
ほかの刑法犯をみると、凶悪犯(強盗・放火など)は10人で同比13人減。知能犯(詐欺・キセル乗車など)は114人で同比29人減、風俗犯(強制わいせつなど)は10人で前年より8人多かった。
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