源純夏氏が参院選自民公募名乗り…競泳の銅メダリスト
シドニー五輪女子競泳の銅メダリスト・源純夏氏(30)が9日、
自民党徳島県連が実施している夏の参院選徳島選挙区(改選数1)の公募に、12日にも応募することを明らかにした。
同氏はスポーツ報知の取材に対し、
「現役時代に国内外を見ているうち、日本の国のことに興味を持ちました。スポーツの分野はもちろん、その枠を超えて社会貢献していきたい」
と意気込みを語った。
この日、仕事で訪れていた大阪市内で取材に応じた源氏は、
「警察官の父の影響もあり、政治には小さい時から関心を持っていましたし、いつかは(出馬)と思っていました。
自民党をずっと身近に感じていて、今回、私の決意とタイミングが合いました」と明かした。
源氏の地元・徳島には自民党の強固な地盤があり、自然な流れで今回の意思表示となったという。
2000年のシドニー五輪では、女子400メートルメドレーリレーでアンカー(自由形)として銅メダルを獲得。
マラソンの高橋尚子、柔道の田村亮子(現姓・谷)らとともに、日本中を熱狂させた。
「今までサポートして下さったみなさんはもちろん、日本全体に恩返しするには、やはり政治の力は必要です」。
さらに「スポーツ選手の社会的地位向上につとめたいし、女性が抱える様々な問題に取り組んでいきたいです。
今は自分の気持ちが決まった段階ですが、これから政治のことを勉強して、全力で頑張ります」と続けた。
源氏は01年に現役を引退し、中大卒業直前の02年2月、水泳仲間で幼なじみの男性と結婚。
夫の転勤を機に、勤務していたテレビ朝日を退社し、故郷・徳島に戻った。
自民党徳島県連は、2月中に候補者を決める方針。公募には現職の小池正勝氏(58)がすでに届け出ており、元衆院議員の七条明氏(58)も9日、応募している。
今夏の参院選には、源氏が銅メダルを獲得した五輪400メートルメドレーリレーに第1泳者(背泳ぎ)として出場した中村真衣氏(30)の民主党からの出馬説も浮上。
シドニーの戦友が国政選挙で対決するという構図が見られるかもしれない。
http://news.livedoor.com/article/detail/4597398/ http://news.livedoor.com/article/detail/4597398/