香川県は7年連続で万引全国ワースト1位なんですうどん

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1 金槌(東京都)

県内万引全国ワースト1位/03年から7年連続

香川県内の人口1千人当たりの万引認知件数(被害届のあった件数)が、2003年から09年まで7年連続で全国ワースト1位だったことが香川県警のまとめで分かった。
高齢者による犯行が12年前の3・5倍に増えたことも判明。万引の高年齢化が浮かび上がった。

 香川県警が万引の認知件数について、人口比の集計を行ったのは初めて。

 集計によると、香川県内の万引認知件数は1991年以降、増加傾向となり、97年に1千件を突破。04年に2054件でピークを迎え、その後は1700件前後で推移。
09年は1636件で、人口1千人当たりの認知件数は1・61件。全国平均(1・18件)を大きく上回ってワースト1位だった。
2位以下は東京(1・59件)、京都(1・49件)、茨城(1・45件)、栃木(1・43件)の順。

 09年の摘発件数は1365件。年齢別にみると、14〜19歳の少年は355件で、記録が残る過去14年間でピークだった98年(754件)から半減した。
一方、65歳以上の高齢者は397件で、最も少なかった97年(113件)の3・5倍に増加した。
また、20〜64歳の各世代も、過去14年間で最少だった時点との比較では2倍前後の増加となった。

 香川県警は1月の署長会議で万引認知件数について報告、全署を挙げて対策を進めることを確認するとともに県への協力を求めた。
来年度は小中学生、高校生らの意識調査に加え、再犯防止につなげるため万引犯の心理分析なども行う方針。量販店関係者らを交えた万引対策協議会も設立し、
県ぐるみで万引防止を図る。

 香川県警生活安全企画課は「県内の万引認知件数がここまで高い水準という認識はなかった。従来の少年対策にとどまらず、幅広い対策を進めたい」としている。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20100207000086&ref=rss