米倉の約6キロ 劇物流出・付着で前代未聞の三時間半通行止め
国道2号の通行止め 19時間後に解除
岡山市の国道2号で9日早朝に発生した大型トラックの劇物流出事故で、通行止めとなっていた上り線は、約19時間後の10日午前4時に規制が解除された。
岡山県警と国土交通省岡山国道事務所によると、流出したクロム酸水溶液の除去作業のため、9日午前9時半から同市中区倉田―同市東区光津の約4キロ区間を通行止めに。
午後11時40分に解除したが、同区間より西の地点でも劇物の付着が見つかったため、同市中区倉田―同市南区米倉の約6キロを10日午前0時35分から約3時間半通行止めにした。
作業は劇物の付着個所が広範囲にわたることなどから難航。県警生活環境課によると「劇物の流出で、これほど長時間の通行規制を強いられたのは近年では聞いたことがない」としている。
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