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89 指矩(栃木県)
水谷建設は小沢さんを陥れるために嘘をついているに違いない!

提供:ゲンダイネット

「胆沢ダム工事の下請け受注の見返りに、04年と05年に5000万円ずつ、計1億円を小沢の秘書に渡した」――。
小沢幹事長を狙い撃ちにしている検察の“頼みの綱” は、この証言だけだ。
 特捜部は水谷証言を武器に、強引な捜査を続けているが、ホントに水谷証言は信用できるのか。水谷には特捜部の
口車に乗って、“偽証”をはたらいた前科があるのだ。

 佐久間達哉特捜部長が、副部長時代に手がけた06年の佐藤栄佐久前福島県知事の収賄事件。2審公判中に
水谷は服役中の津刑務所で、佐藤の主任弁護士と面会し、次のように語ったという。
「1審での供述は、当時自分の裁判(脱税事件)が進行中で、実刑を回避しようと、検察から言われたままを証言した」

 アキれたことに水谷は、もはや自分の裁判での実刑は免れないとみて、本当のことを話そうと思ったのか、「戦術を
間違えた。話がしたい」と佐藤の弁護士に直接、コンタクトを取ってきたのだ。

 佐藤前知事の汚職事件で特捜部が描いたシナリオは、(1)県発注のダム工事の入札をめぐり、00年1月に前知事
が“天の声”を出した(2)その見返りに、落札企業の意向を受けた水谷建設が、前知事の親族会社の所有地を時価
よりも高く買い取った――。時価と買い取り額の差額が賄賂にあたるという筋書きだ。

「水谷は1審で『受注の礼に土地を高く買うのだと思った』と証言したが、面会した弁護士の前で『土地取引は自分が
儲けようとしてやった。賄賂行為はない』と翻したのです。
(中略)
東京高裁は証人申請を却下したが、弁護側は昨年7月の最終弁論で水谷の新証言を暴露した。

「福島汚職では贈賄側の時効が成立しており、特捜部は水谷建設などゼネコン関係者から都合のいい調書を多数
取ったようです。小沢事件も同じ構図で、昨年夏から何度も水谷氏を取り調べて、冒頭の証言を引き出したのです」(検察事情通)

 いいかげんなオッサンの証言に頼らざるを得ないとは、検察も相当、苦しそうだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/4567045/