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630 足枷(アラバマ州)
サムスン、福岡に研究開発拠点を開設 ターゲットは東芝開発陣。市も家賃助成へ

半導体・家電メーカーとして世界最大級の韓国サムスン電子は、
福岡市・天神に最先端半導体の研究開発拠点を2月初めに開設する。
26日、複数の関係者が明らかにした。開発陣は10人程度でスタートし、
段階的に50人規模に増やす方針。九州に半導体・電気機械企業が集積している点に注目し、
優秀な技術系の人材獲得や納入先開拓が目的とみられる。

九州には東芝など半導体大手や、組み立てを担当する地場企業が多い。
金融危機後の不況で、九州でも事業縮小や撤退が相次いでいることから、
技術力に定評のある日本の開発陣をスカウトする好機と判断したもようだ。

このため、開発陣の大半は日本人を採用する方針。
福岡市は、誘致企業として同社への家賃助成などを検討する。

サムスン電子は1990年代、半導体分野で積極的な設備投資や研究開発投資を行い、日本勢を抜いた。
日本では92年から、半導体のほか画像処理、光学技術などの研究開発を進めている。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/148730