インドでドコモが大人気、5カ月連続で月間純増数首位
インドの携帯電話加入件数、最多更新 12月の純増数
インド電気通信規制庁(TRAI)が27日夜発表した2009年12月末の累計携帯電話加入件数は
5億2514万件となり、前月末から1910万件増えた。月間純増数は3カ月連続で過去最多を更新した。
秒単位の課金方式が普及し携帯会社間の料金競争が激化、割安感が加入を押し上げている。
NTTドコモが出資するインド6位のタタ・テレサービシズは昨年8月から5カ月連続で月間純増数で
首位を堅持し、12月末のシェアは10.92%となった。同国で初めて秒単位の課金方式を導入した
昨年6月から同社のシェアは2ポイント強上昇し、5位の携帯会社アイデアの10.97%に迫った。
インドは携帯加入件数で中国に次ぎ世界2位。昨年12月にはノルウェーの携帯大手テレノール
傘下のユニノールと、バーレーン携帯会社バテルコ系のエステルの2社が新規参入、TRAIは今回
計13社の加入件数を公表した。今月に予定されていた第3世代携帯サービス(3G)の入札は
延期され、3月までに完了する見通し。(ムンバイ=黒沼勇史)
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=ATGM28002%2028012010