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365 ニッパ(福島県)
北陸の製造業「次はドイツ抜きでやろうぜ」

北陸の製造業で、イタリアを足場に欧州市場を開拓する動きが出てきた。澁谷工業(金沢市)は26日までに、ボトリング事業などでミラノ近郊のベンチャー企業と業務提携した。主力の同事業での欧州進出は初めてで、欧州全域に拡販を狙う。
小松精練(能美市)はイタリアの高級ブランドとの関係強化を進めており、新興の中国市場だけでなく、欧州の成熟市場も攻める両面作戦を展開している。

 澁谷工業の提携先はイタリア・ミラノ近郊のマクロラベリング社。従業員は約10人で、ワインの瓶などのラベルを貼(は)る機械を製造、販売している。

 澁谷工業は欧州に拠点がなく、協力会社を探していたところ、マクロ社の存在を知り、販売協力や製造委託、技術供与などを進めていくことで合意。18日付で包括的な業務提携契約を交わした。

 マクロ社を通じて欧州メーカーに対し、食品や化粧品、シャンプー・リンスなどの瓶詰めを行う小型の充てん機を中心に販売していく。マクロ社の工場での生産やラベルの共同開発も検討しており、将来的な資本提携も探っていく考えだ。(中略)

イタリアを狙うのは「一ブランド当たりの販売量は小さくても、世界への波及効果が大きい」(中山賢一会長)のが理由だ。有名ブランドへの採用が決まれば、世界中の店舗で同社の素材が発信され、他国のアパレルからの受注が見込めるという。

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20100127303.htm