酒の安売り・飲み放題はダメ…WHOが指針案
1月23日10時25分配信 読売新聞
【ジュネーブ=平本秀樹】
世界保健機関(WHO)の執行理事会(日本など34か国で構成)は22日、酒の安売りや「飲み放題」の規制など、
過度な飲酒を減らすための指針案を承認した。
WHOは2003年の総会で「たばこ規制枠組み条約」を採択しており、次はアルコールの規制に向けて一歩を踏み出した形だ。
指針案は、「04年の飲酒に起因する死者数は250万人にのぼり、このうち32万人は15〜29歳の若者だった」と分析。
「大酒飲みや若者は価格の変化に敏感」だとして、飲み過ぎや未成年者の飲酒を減らすには酒類の値上げが
「最も有効な手段の一つ」と指摘した。
さらに、定額で無制限に飲酒できる居酒屋などの「飲み放題」や酒類のディスカウント販売の禁止・制限、アルコール飲料の
販売促進を目的としたイベントの規制なども提案した。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100123-00000296-yom-soci