昨夏の衆院選山梨2区に無所属で立候補し、落選した長崎幸太郎前衆院議員(41)が20日、
笛吹市石和町内に新事務所を開設。次期衆院選での返り咲きを目指して活動を再開した。
離党した自民党との関係については「協力できるところは協力していきたい」と話し、
今夏の参院選で同党公認の候補者を支援する可能性を示唆した。
ただし、支持者の多くは自民党に批判的。長崎氏が実際に支援に踏み切るかどうかは不透明だ。
長崎氏は2005年の衆院選で、当時10選を目指した堀内光雄氏への「刺客」として自民党本部から
送り込まれ、比例区で復活当選。09年の前回衆院選では、逆に党公認争いで堀内氏に敗れた。
離党して立候補したものの、民主党の坂口岳洋氏に及ばず、議席を失った。
(中略)
長崎氏の支持者の多くは、衆院選直前に自民党から集団離党している。
また、長崎氏自身が平沼赳夫元経済産業相の保守系グループに合流し、
支持者の反発を受けた経緯もあり、「長崎氏の考えがよくわからない。
距離を置きたい」と話す支援者もいる。(床並浩一)
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