「ゆとり」「中二病」の次は「小1プロブレム」 東京では4校に1校の割合で発生

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1 ミリペン(長屋)

【解答乱麻】東京都教育委員・高坂節三 「小1プロブレム」解決へ
 東京都教育委員会が小学1年生の学校生活の適応状況について行った調査の結果、
授業中に騒いだり歩き回ったり担任の先生の指示通りに行動をしない、いわゆる
「小1プロブレム」の実態が明らかになった。
 調査は、都内の全公立小学校を対象に校長及び教諭(各1人)からの質問紙調査
で、その結果、4校に1校の割合で「小1プロブレム」が発生していること、発生
時期が4月と答えた比率が全体の約60%近くに及んでおり、しかも1年たっても
問題が解決されなかったケースが約60%もあったのである。
 桜の咲き誇る4月、希望と期待に胸を膨らませて保護者と手をつないで校門をく
ぐる1年生を待ち受けている小学校の4校に1校でかかる問題が発生していること
は、驚きであり、とりわけ1年たってもこの問題が解決されない事実こそ真剣に取
り上げられなければならないと思われる。
 こうした問題が起こることに対してさまざまな理由が考えられる。ある意味では、
生まれてはじめて社会生活を経験するため、ある程度不安を抱えて校門をくぐる児
童がいても不思議ではない。学校に上がる前にしつけができていない、兄弟も少な
く遊ぶ相手もいない、甘やかされて育ったために我慢ができず自己中心的になって
いる、などなど。ちょっと考えるだけでもいくつかの理由があげられるが、社会が
悪い、親が悪い、先生が悪いと他人のせいにしても問題は解決するわけではない。
 学校側の対応に関する調査結果では、不適応が発生した学級の児童数を調べてみ
ると、(1)1学級31人以上の学級(全体の30%強を占める)の発生率が高く
(2)担任の教職経験年数では、採用20年以上、特に30年以上の教員(全体の
25%強)の学級の発生率が高いことが分かった。
(略)

ソース全文
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100118/edc1001180805002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100118/edc1001180805002-n2.htm

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