石川議員ら逮捕について、今後の捜査のポントは？

石川議員ら逮捕、今後の捜査は。。

　特捜部は当初、国会審議への影響を配慮して通常国会が始まる前の今週中に
石川容疑者らを在宅起訴する方針でした。しかし、土地購入に充てられた４億円の解明には不可欠な、
小沢幹事長への参考人聴取が実現していないこと、さらに、１４日の任意聴取で
石川容疑者の様子が不安定になり証拠隠滅などの恐れが出てきたため、
事件の解明には強制捜査が必要と判断したものです。

　今後の捜査のポイントは小沢幹事長が特捜部の要請に応じて参考人聴取に応じるか否かに絞られます。
小沢幹事長は１５日も大阪から東京に戻った後は事務所などにいて、特捜部の要請には応じていません。

　ある検察幹部は、「国会が来週から始まるが、法律と証拠に基づいて粛々と捜査していく。
事件の解明には小沢幹事長への参考人聴取は是非、必要だ。参考人聴取は求め続ける」
と事件の解明に強い意欲を示しています。

　４億円の原資にはゼネコンからの裏金が充てられていたのではとの疑いも持たれていて、
事件の解明に強い意欲を示す特捜部と、政権与党の実力者の小沢幹事長の攻防は
今後、一層激しくなるものとみられます。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20100116/20100116-00000002-jnn-soci.html