北海道教育委員会は13日、道立生涯学習推進センターが管理するホームページ(HP)が
昨年12月中旬から1月上旬まで、不正にアクセスされて改ざんされていたと、発表した。
「ガンブラー」という新型ウイルスと見られるという。
改ざんされたのは、研修・宿泊施設「道立青年の家」(深川市)などを紹介する8つのHP。
今月5日、ウイルス確認ソフトの作動を受けて調査した結果、感染が判明した。
利用者がHP内の動画部分などを閲覧すると、無関係のサイトに移動するように改ざんされていたという。
同センターでは同日、HPの公開を停止。プログラムの修正などを行った上、7日に改めて公開した。
不正アクセスされた12月11日から発覚までの間約1800件のアクセスがあったが、個人情報などの漏えいなどは確認されてないという。
同センターは現在、HP上で、ウイルスの確認・駆除が出来る無料ソフトを公開。「今後は、監視機能を強化し、再発防止に努めたい」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100113-OYT1T01189.htm