夏の参院選に向けた自民党の公認候補選びが大詰めを迎えている。焦点は比例候補の定年制に絡むベテラン議員の処遇。
若返りを求める一部の中堅・若手議員との対立の火種になりかねないだけに、執行部は神経質になっている。
民主党の単独過半数阻止に向けて期待を寄せる公明党との選挙協力は「まだら模様」。執行部は態勢整備を急ぐが、課題は多い。
参院議員の任期は6年で、3年ごとに半数を改選する。2010年7月に改選を迎えるのは121。
自民党は非改選とあわせた現有議席が78で、過半数獲得は高いハードルだが「民主党の単独過半数阻止」(党執行部)を目指し、候補者選定を急ぐ。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100110AT3S0900O09012010.html