■結構真面目な研究です
いろんな口実に使えそうな?研究が発表されましたよ。週に2回以上セックスをしている男性は心臓病の危険性が他の男性の半分になる、ということが判明したそうです。
月に一度以下、もしくは全くセックスをしない男性と比べると、定期的にセックスをしている男性は心臓病による死の危険性が45%ほど少ない、ということのようです。
これは男性1000人を対象にした調査で、女性に関しては調べられていません。
最近のアメリカにおいては、心臓病のリスクを判断するとき、研究者は男性の性生活やその頻度を調べることが一般的になってきているそうです。
■長期の追跡調査が示すセックスの効果
セックスが肉体的、精神的に健康によいと一般的には考えられてきましたが、心臓病などの病気に関しても良い効果があるという検証は今までされてきませんでした。
最近の調査においてマサチューセッツにあるニューイングランド研究所の科学者が発表したのですが
1987年から「マサチューセッツ・メイル・エイジング・スタディ」という名前で40歳から70歳の男性が長期のプロジェクトで追跡調査され
16年間という長い期間の中で各々の男性がどれくらいの頻度でセックスをし
どの程度心臓病の兆候が現れているかを調べてきました。もちろんその際には他の危険因子(年齢や血圧、コレステロール値)も検証されています。
で、その結果が最初にご紹介した通り、週に2回以上セックスしている男性は数の少ない男性に比べて明らかに心臓病にかかる割合が少ない、というものだったのですね。
これは具体的に週2回だから良いとかいうことではなく、頻繁にセックスをしたいという欲求を持ち、かつそれを満たしているとより健康になれる、ということなんだとか。
一つにはセックスという活動自体が心臓の血管を健康に保つ効果があるということ、もう一つは頻繁にセックスをするほど深い関係のパートナーがいるということで精神的な支えとなり
ストレスを少なくするメンタル面での効果がある、ということ原因が考えられるようですね。
続く