シーシェパードが第2昭南丸の乗組員を「海賊行為」の疑いで告訴

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南極海で日本の調査捕鯨団の監視船、第2昭南丸と
米環境保護団体シー・シェパードの抗議船アディ・ギル号が衝突した問題で、
シー・シェパードは8日、「海賊行為」の疑いで、
第2昭南丸の乗組員をオランダ司法当局に告訴した。

オランダのメディアによると、シー・シェパードの弁護士はオランダで告訴した理由として、
ギル号にオランダ人が乗っていたことや、シー・シェパードの母船スティーブ・アーウィン号が
オランダ船籍であることを挙げ「オランダには昭南丸の乗組員を裁く権利がある」と主張している。

同弁護士は、第2昭南丸は公海上で「暴力」を用いてギル号に損傷を与え、
オランダ刑法が定める「海上での強奪、海賊行為」に当たると主張。
衝突の状況は「すべて映像に記録してあり、証拠は十分にある」と述べた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100109/erp1001090051000-n1.htm