永久デフレを生き抜く生活防衛術 (ゲンダイネット)
今年こそは景気回復を願いたいが、どうやら、デフレの加速は避けられそうにない。
牛丼戦争に象徴されるように、世の中、自分で自分の首をしめるような価格競争から
抜け出せないからだ。これに少子化が追い討ちをかける。専門家の間では、「日本は永久デフレ」の声も聞こえる。
となると、今後の生活防衛術はガラリと変わる。景気回復が見込めない以上、
人生設計も大きな軌道修正をした方がいい。 そこで、経済評論家の荻原博子さんに
永久デフレを生き抜く新常識を聞いてみた。
(1)家は絶対買ってはいけない。
「郊外の土地はどんどん安くなります。都心のマンションについても、かつてのように終の
棲家なんて考えない方がいい。マンションは冷蔵庫のような耐久消費財であるという感覚を持つべきです。
つまり、ある程度、年数がたったら買い換える。その場合、新しいものの方が断然、機能的になるし、
安くなる。つまり、焦って買うことはないし、賃貸で新しい物件に住み替えるという考え方も必要なのです」
(2)会社は絶対、やめていはいけない。
「企業はどんどん、人件費をカットしていく。そんな中で短気を起こして会社を辞めるほど
バカバカしいことはない。次の就職口を探すのは大変です。どうしても嫌なら、リストラされるべきです。
会社都合で辞めれば失業保険も増えますから」
大卒の学生でさえ、就職できるのは6割という時代なのだ。中高年は意地でも会社にしがみつくべきだ。
以下
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_deflation__20100106_6/story/28s_gendainet09122811/