フィルタリング呼び掛け、石川 子供に携帯持たせない条例で
石川県で子どもの携帯電話所持を“規制”する全国初の条例が1日から施行され、北陸携帯電話販売店協会は2日から、有害サイト閲覧を制限する「フィルタリングサービス」利用の呼び掛けを始めた。
金沢市の携帯販売店では、店員が「親子のケータイ・ルール」というチラシを配り、アダルト系など有害サイトを表示させないフィルタリング利用を勧めた。
中学生の子どもがいる男性会社員(45)は「罰則はないようだし、施行で親がどうしなければならないのかよく分からないが、販売店で説明してくれるならありがたい」と話した。
協会は昨年12月、条例で携帯の悪いイメージが広がることへの警戒感から、富山、石川、福井県のKDDI(au)とソフトバンクモバイル系の販売店が参加し発足。
「問題があるのは携帯ではなく有害サイト」とフィルタリングを勧める作戦。警察や学校と連携し3月には「ネットパトロール」も始める予定。
条例は昨年6月に成立。小中学生の保護者に「特別な場合以外、携帯を持たせないよう努める」とし、高校生などの保護者にはフィルタリングを徹底するよう求めた。
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010010201000246.html