先着10 千葉三越で「武将」の体験福袋

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1 綴じ紐(石川県)

「武将」福袋、千葉三越で先着10人に

各百貨店が正月商戦で体験型福袋の工夫を凝らす中、千葉三越では「なりきり戦国武将福袋」を売り出す。
戦国武将の甲冑(かっ・ちゅう)レプリカを着て、カメラマンに写真を撮ってもらえるもので、
同店営業統括部によると、お歳暮などの贈り物に、物ではなく旅などの体験を贈る人が増えているという。
「身の周りのモノから、普段は体験できないコトへと価値観が移行している」と分析する。

この福袋を企画したのは、同店販売促進担当の端恵子さん(35)。
歴史好きな夫の影響で全国各地の城巡りをしてきた。ドラマなどの影響で歴史ブームと言われるが、
以前は人出が全くなかったところに、若者の姿が見えるようになるなど「ブームを肌で感じるんです」と端さん。

当日は大多喜城初代城主・本多忠勝か、仙台藩初代藩主・伊達政宗の甲冑のいずれかを着られる。
1着約20キロと重いが、東映が映画やドラマの撮影で実際に使用しているものだそうだ。4200円。
1月2、3日の各日先着10人限定販売される。

体験型福袋は、そごう千葉店でも売り出される。同店地下1階の洋菓子店「新宿高野」で
半日店長が体験できる「こども店長福袋」(2010円)や、2人の合計年齢が100歳以上の夫婦が記念日を祝う
「新しい二人だけの記念日福袋」(同)など。そごう千葉店販売促進部の諸岡茂さんは
「以前からある『こんなことがしてみたい』というお客様の要望に応えた」と話した。

http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000912310004