先制ポイントは、キャプテン自らが。 野洲、逆転負けで初の初戦敗退。

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1 ろう石(石川県)

野洲、逆転負けで初の初戦敗退 第88回全国高校サッカー

サッカーの第88回全国選手権大会は31日、さいたま市駒場スタジアムなど首都圏8会場で1
回戦15試合を行った。5年連続6度目出場の野洲(滋賀)は2−4で山梨学院大付(山梨)に逆転負けした。
野洲の初戦敗退は初めて。

野洲は後半に4失点し、逆転負けした。前半は積極的なサイドチェンジで相手の守備を間延びさせ、
9分にFKからFW春日のゴールで先制した。だが後半1分にFKから追いつかれ、同18分までに3点を失った。
同21分にMF松田の得点で追い上げたが、その後の好機を生かせなかった。

 ■後半早々失点、リズム崩す
野洲は後半にリズムが崩れた。後半1分にFKから追いつかれたのをきっかけに失点を重ねた。
セットプレーの守りをポイントに挙げ、練習を繰り返してきただけに、MF卯田主将は
「FKの失点で浮き足立った。あの失点が全て」と肩を落とした。

 前半は積極的なサイドチェンジで相手守備をかき乱し、FKから先制した。
いい流れを保ったまま入りたかった後半の早々に失点したことで、相手にペースを奪われた。

とはいえ、素早いパス回しとドリブル突破で好機もつくり、野洲らしい攻撃的なサッカーは随所に見せた。
「次のチームにつながる試合はできた」と振り返る卯田主将に涙はなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091231-00000028-kyt-l25