10年春卒業の大学生、無い内定率6割増 2003〜2004卒の氷河期並みに

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1 フェルトペン(関西地方)

 2010年春に大学を卒業する予定の学生のうち、卒業までに企業から内定を取れず
就職できない人が前年比6割増の約13万人に達する公算が大きくなってきた。

卒業見込みの人のほぼ4人に1人の割合で、「就職氷河期」といわれた03〜04年卒に迫る水準。
大学は卒業までの内定獲得を狙い異例の支援体制を組むが、
再び「ロストジェネレーション」(失われた世代)を生む懸念が強まっている。

 就職情報サービスのディスコ(東京・文京)が文部科学省の学校基本調査などを基にまとめた推計によると、
10年卒は進学も就職もできずに卒業する「無業者」が6年ぶりに10万人を超え、
フリーターも過去最多の3万人程度にのぼる見通しとなった。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091231AT1D250EH30122009.html