【栃木】いちご情報館オープン

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1 ミリペン(千葉県)

 【栃木・はが野】イチゴ産地として知られる真岡市久下田の道の駅にのみやに25日、「いちご情報館」がオープンした。
イチゴ王国・栃木県の中でも県内トップの生産地帯をイチゴ情報の発信基地にしようと、県が整備した。

 情報館は面積96平方メートル。イチゴの歴史や栽培方法が学べ、タッチパネルや3D体験で楽しめる仕組みになっている。
展示温室(48平方メートル)を設置し、県農業試験場の育成品種など7品種のイチゴが、実際に生育展示される。
かつての主力品種「麗紅」や、現在の「とちおとめ」などが香りを漂わせる。

 同日のオープニングセレモニーでは、福田富一知事やJAはが野の高橋武組合長らがテープカット。
関係者や来客ら200人以上が祝った。

 福田知事は「多くの消費者に県のイチゴの素晴らしさを伝える大きな一歩となった。情報発信の拠点として、栃木ブランドを広めたい」とオープンを喜んだ。
高橋組合長は「イチゴ生産者の励みになる。産地として大変喜ばしい」とPR効果に期待する。
 同道の駅は、国道294号沿いで茨城県築西市との県境にある。埼玉、千葉県などからの客も多い。

 情報館の開館時間は午前9時〜午後6時で、季節により変動がある。北関東自動車道真岡インターチェンジから車で約15分。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=11295