廃校前の女子高生たちに思い出を、50円新喜劇が来校
石田靖 / 池乃めだか / 未知やすえ / 藤井隆 / 山田花子 / バイキング / 森三中
2009年12月28日 10:00
新喜劇メンバーと青山誠校長、新喜劇に出演した3人の生徒による記念撮影。終演後は、
各クラスごとに新喜劇メンバーとの記念撮影も行われ、生徒たちは廃校という悲しい
思い出とともにに忘れられないいい思い出もできたようだ。
昨日12月27日に長野県松本市の松本松南高等学校にて「50円新喜劇」が上演された。
これは、吉本新喜劇50周年の記念公演として50円で新喜劇公演を行うというもの。
9月に行われた会見にて決定した場所は、2009年度いっぱいで廃校が決定しているという同校だった。
会場には開演1時間前から行列ができるほどの盛況ぶりで、110名の生徒を含め
保護者や関係者約1000人が集まった。歓迎ムードで始まった公演では、石田靖座長、
藤井隆、山田花子ら計13名が「男女十三人冬物語」と題したお決まりのドタバタ劇を展開。
芝居には、学校を代表して3人の生徒も出演した。爆笑に次ぐ爆笑の中、
女子高生の黄色い声援が飛び交い、約1時間にわたる新喜劇は生徒たちの好演もあって大成功に終わった。
終了後には、生徒から座員に対して、感謝の手紙、花束贈呈、プレゼントなど、心づくしのおもてなし。
これには座員全員から喜びの声があがった。新喜劇に出演した生徒の1人北原菜実さんは
「緊張しすぎて、舞台が始まる前に泣いてしまったけど、新喜劇の皆さんが励ましてくれたのでうれしかった」
とコメント。青山誠校長も「忘れられない公演になりました。
すばらしかった!いい思い出になりました」と感無量といった様子だった。
まさに「学校」と「よしもと」が協力し一つとなって作りあげたこの公演。
会場の観客や生徒たちの中には涙を流す人たちもあり、思い出深い公演となったようだ。
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