2010年度予算案のポイント…子ども手当、1人につき月13000円。各自治体からは混乱の声も。

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1 ライトボックス(石川県)

10年度予算案のポイント…子ども手当、子ども1人 月1万3000円

2010年度予算案は、鳩山政権が初めて編成した通年度予算だ。
歳出の内訳には、子ども手当の創設や高校授業料の無償化など政権公約(マニフェスト)に盛り込んだ目玉事業が並ぶ。
「コンクリートから人へ」と配分の見直しを掲げた鳩山予算は経済や暮らしをどう変えるか。ポイントを解説する。


・子ども手当

鳩山内閣の目玉政策である子ども手当は、国の負担は一般会計で1兆7465億円となる。
10年度は既存の児童手当の仕組みを維持し、地方と事業主が負担する部分を残すため、
その分をあわせると、総額では2兆2554億円となる。

子ども手当は、中学卒業までのすべての子どもに関し、1人あたり月1万3000円が各自治体から支給される。
児童手当と同じく、2、6、10月に前月までの4か月分がまとめて家庭に届く予定で、
最初の支給は10年6月になる見込みだ。ただ、児童手当を残すことで制度が複雑になるため、
一部の自治体では事務作業が混乱して支給時期がずれ込むこともあり得る。

http://osaka.yomiuri.co.jp/mama/society/ms20091226kk03.htm
http://osaka.yomiuri.co.jp/photo/kankyo/KK20091226101953522L0.jpg