とらドラ、クリスマス回の思い出

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茶臼山動物園:Xマスイベント、楽しむ 餌やり体験や、トラのカレンダー配布 /長野

 長野市の茶臼山動物園で23日、クリスマスイベント「動物園のクリスマス2009」が開催され、多くの来園者でにぎわった。
 今年で5回目。冬期間は例年、来園客が伸び悩むことからイベントを計画し、実施している。
 今年はサンタクロースを装う職員との記念撮影や、「どうぶつたちにクリスマスプレゼント」と題し、ゾウやキリン、レッサーパンダなどに餌を与える機会が設けられ、来園者は飼育員の指示に従って与えていた。
 レッサーパンダにリンゴをあげた長野市松代町の山口優作ちゃん(5)は「リンゴを置いたらすぐ食べちゃった」と笑顔。母の喜子さん(38)は「初めてクリスマスイベントに来たが、動物と触れ合えてよいと思う」と話した。
 また、この日は同園が製作した来年のえとのトラのカレンダー300本が配られた。
 カレンダーでひときわ大きく扱われているのは雌のトラ「トコ」で、10日に老衰のため19歳で死んだ。トコの「形見」をもらおうと多くの来園者が手を伸ばしていた。
 トコはベンガルトラで94年、3歳の時に同園に来た。小さいころ人工保育で育ったため、人なつっこく人気を博していた。
 一般的に飼育下のトラの寿命は長くても20年ほどとされ、トコは人間にすると80歳を超えていたという。
 今年に入り老化のため体がやせ始め、今月初めには寝たきりの状態になっていた。同園の福井滋斗副園長(53)は「カレンダーで、元気なころのトコを見てもらえれば」と話している。

http://mainichi.jp/area/nagano/news/20091224ddlk20100024000c.html