塩野義、インフル新薬を1月にも発売 今冬最大50万人分
塩野義製薬は2010年1月にも点滴で投与する新しいインフルエンザ治療薬を国内で発売する。
厚生労働省が1月に製造販売を承認する見通しが高まり、
薬価(薬の公定価格)の決定を受けて今冬に最大50万人分の供給を目指す。
医療現場で、インフル治療薬に「タミフル」「リレンザ」に続く新たな選択肢が加わる。
製品名は「ラピアクタ(一般名ペラミビル)」。
塩野義は海外から粉末状の医薬品原料を輸入し、国内の製薬会社に点滴剤への加工を委託。
医薬品卸を通じて医療機関に納める。今冬の売上高は数十億円の見通し。
来秋冬には300万人分の供給を目指す。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091223AT1D2206K22122009.html