2009年10月22日に一般販売が始まった「Windows 7」。
低スペックのパソコンでもサクサク動くと評判の新OSだが、
発売から約1カ月の間にマイクロソフトやパソコンメーカーから不具合が報告されている。
中にはハードディスクのデータ消失につながる致命的な不具合もあるので
Windows 7の早期導入を検討しているユーザーは要注意だ。
パナソニックは、Windows Vista搭載のノートパソコン「Let's note」シリーズをWindows 7にアップグレードすると、
エラー画面(ブルースクリーン)を表示してインストールに失敗する場合があると、同社のWebサイトで公表している。
このトラブルは、パソコンの性能向上に寄与するモジュール「Intel Turbo Memory」を装着した「マイレッツ倶楽部」向けの一部機種で発生する。
いったんエラーが発生すると、ハードディスクを工場出荷時の状態に戻すしかない。
OSのアップグレード前にデータをバックアップするのは基本中の基本だが、この作業を怠るとデータを消失することになる。
本稿執筆時点で原因の詳細や対応方法は明らかになっていない。
続く
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20091210/1021241/?f=ranking