【志摩】子どもをたいしょう野球教室 ドラ堂上兄弟

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1 回折格子(三重県)

中日の堂上剛裕外野手(24)と堂上直倫内野手(21)が、年明けに三重県志摩市で行う自主トレに、愛工大名電高時代に使った打撃マシンを秘密兵器として導入することが19日、分かった。
高性能の同マシンは母校の大先輩、マリナーズ・イチロー外野手(36)も愛した代物。高校時代の活躍を支えた“験のいい相棒”を久々に打ち込んで、来季こそ兄弟そろってブレークだ。

 来季こそ殻を破ってみせる。愛工大名電高時代の自分を思い出して臨むという「原点回帰」。その具体的プランを弟・直倫がこの日、愛知県阿久比町で行われた野球教室後に明らかにした。
始動は例年通り、兄・剛裕らとともに三重県志摩市での自主トレ。そこに、愛工大名電高時代に自身が打ち込んだ打撃マシンを投入する。
 志摩市の施設にある打撃マシンはアーム式で、球速も130キロ台半ばがやっと。今回持ち込むマシンは、140キロ台後半の球速が可能な上、ホイール式のために左右のスライダー、カーブと、変化球も繰り出すことができる。
 「これまでも2月1日にマックスで動けるようにやっていましたから(志摩自主トレに)臨む気持ちは変わりません。でもあのマシンがあることで、より充実した自主トレにできると思います」。
高校時代、センバツ優勝に導いてくれた“相棒”との再タッグに胸を高鳴らせた。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/200912/CK2009122002000045.html