零細企業の給与 大幅な減少 平均給与18万5000円

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1 モンドリ(東京都)

従業員4人以下の零細企業の平均給与は、18万5000円余りと前の年より3.8%減り、調査開始以来、最も大幅な
減少となったことが、厚生労働省の調査でわかりました。

この調査は、厚生労働省が、従業員4人以下の全国の零細企業や事業所を対象に、ことし7月時点の給与の額を
調べたもので、2万800社余りが回答しました。それによりますと、基本給や残業手当てなどをあわせた1人当たりの
平均給与は、18万5402円でした。

これは前の年より3.8%、額にして7228円減り、調査が始まった昭和32年以来、最も大幅な減少となりました。
男女別では、男性が25万2412円で、前の年より4.7%の減少、女性は13万4758円で、3.1%の減少となっています。
また業種別にみますと、製造業が20万3090円で、前の年より7.5%の減少、建設業が、24万6857円で4.4%の
減少などとなっています。

厚生労働省は「零細企業は、特に景気の悪化の影響を受けやすく、平均給与の落ち込みが大きくなっている」と
分析しています。

http://www.nhk.or.jp/news/k10014538101000.html