イチゴ　寒さで品薄高　業務需要がけん引

　クリスマスの最需要期を前に、イチゴが品薄高となっている。潤沢との見通しが一転、
寒さで各産地とも入荷が伸び悩み、東京・大田市場では１８日、ケーキ業者が求める
Ｌ級の高値は１パック（３００グラム）８００円近くに上げた。増量が見込めず今後も強気の
展開が続く一方で、高値敬遠からスーパーの仕入れが中心となるＡ級の引きは弱い。
取引のピークは２２日になる。

　菓子メーカー大手の不二家は、１６日で締め切ったクリスマスケーキの予約件数が
ほぼ前年並みとなった。「景気低迷で売れ行きが心配されたが、正直ほっとしている」と
広報担当。１ホール２０００円台の値ごろサイズだが、自宅でクリスマスを楽しむ人が増え底堅い需要につながった。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin1/article.php?storyid=2527