【映画】ワンピースが史上空前の大ブーム、ポニョやヱヴァを超える興行成績を記録

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 指矩(千葉県)

人気漫画が原作のアニメ「ONE PIECE」の劇場版第10作「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」が、
公開2日間で興行収入10億3800万円を記録し、週末興行成績を席巻。昨年、興行収入155億円を
記録した「崖の上のポニョ」の公開2日間の興収10億2500万円を越える大ヒットスタートとなった。

同作は、12月12日に全国188スクリーンで公開。原作者の尾田栄一郎が初めて製作総指揮を
務めた話題作で、劇場来場者に原作「ONE PIECE」0巻という“お宝”がプレゼントされたことも
奏功したといえる。全国68スクリーンでは全上映回が満席になったほか、劇場側がパニックに
陥るほどの混雑と行列を各地で引き起こした。

昨年公開の前作「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、
奇跡の桜」の最終興収9億2000万円を、たった2日間で超える出足。12日が5億5300万円、
13日が4億8500万円を稼ぎ、2日間の観客動員は82万人に到達した。今年844スクリーンで
公開した「ハリーポッターと謎のプリンス」が記録した公開2日間の興収9億9000万円をも
上回った。

公開週末のスクリーンアベレージは552万円。この数字は、法改正によって劇場での立ち見が
規制されて以降、全国公開されている映画では日本記録となる。188スクリーンのうち
103スクリーンの劇場が、全上映回で満席。すでに入場者プレゼント「ONE PIECE」0巻について
引換券対応をしている劇場もあり、配給の東映はひとりでも多くのファンに行きわたるよう、
100万部の増刷を決定した。

eiga.com
http://eiga.com/buzz/20091214/19/