歴史の教科書に出てくる「東インド会社」ってこういうことだったのかー
イースト インディア カンパニー
【完全日本語版】
17世紀〜18世紀半ばのイギリス,神聖ローマ帝国,ポルトガル,スペイン,スウェーデン,デンマーク,フランス,オランダの8か国,
いずれかの「東インド会社」の総統となって,他国の東インド会社を活動不能に追い込むことを目的としたストラテジーゲーム
「イースト インディア カンパニー 完全日本語版」(以下,EIC)が,サイバーフロントから10月30日に発売された。
フィンランドのNitro Gamesが開発し,サイバーフロントから日本語にローカライズされてのリリースとなる本作。
開発元は2007年に設立されたばかりの新興デベロッパで,ほかにも,海賊をテーマにしたゲームを開発していることから,海戦モノを得意としているようだ。
香辛料,紅茶,陶器,絹織物……そうした当時貴重だった交易品を一手に担い,巨万の財を築き上げた「東インド会社」。
自国政府から特許状を与えられ,領土を獲得する権利,領土内での法律の制定,さらには戦争の権利までも有する,現在の企業とはかけ離れた特権を持つ存在であった。
ここでいう「東インド」とは,現在のインド共和国という特定の国を指すわけではなく,
おおむね地中海以南のアフリカ大陸から日本を含む東アジアまでの広範囲を示していた。まぁ要するに,
すでに発見されていたアメリカ大陸はヨーロッパより西だから「西インド」,東にあるのは「東インド」なのだという,なんともざっくりしたものだったのだ。
このゲームで扱っている地域は,アフリカ大陸全域から東はインドのカルカッタ,インドネシアのアチェまでの範囲だ。
実際の東インド会社は常備軍まで持っていた組織なので,国家運営にも非常に強い影響を与えていた。ただし本作で扱うのは,
あくまで各国にある東インド会社同士の利権をめぐる争いの部分だ。各地にある港での交易を独占し,
軍隊を所有してライバル国と海戦を繰り広げ,実質的に植民地を運営していたので,実際のプレイ感覚は,普通の海洋マネジメントゲームとだいたい同じと思っていいだろう。
以下略
http://www.4gamer.net/games/032/G003250/20091202032/