愛媛みかん認知度90%超 県調査
大都会で「愛媛みかん」の認知度が90%を超え、「愛媛に行きたい」という人が75%に達した−。
愛媛県が東京都在住の20歳以上の男女600人を対象にインターネットで行ったアンケート調査で、
こんな実態が浮かび上がった。さらに回答者の68%が白地図上で愛媛県の位置を正確に指し示すなど、
愛媛県に対する意識や県産品などの認知度は総じて高く、県は「データを全庁で共有し、広報戦略プランを立てたい」としている。
松山などが舞台で、11月にドラマ放送が開始された故・司馬遼太郎原作の小説「坂の上の雲」の認知度は14・3%、
小説に登場する「正岡子規」も22・8%にとどまったが、や「道後温泉」は53・2%に達した。
また、イベントやテレビ番組で登場する「蛇口からみかんジュース」を13・7%が認知していたが、
20歳代が26・7%に対し、50歳代は1・9%と世代によってばらつきがみられた。
愛媛を訪れたことのある人に理由を聞いたところ、「観光」が55・1%と最も多く、次いで「仕事」(25・5%)、
「親戚(しんせき)・知人がいる」(12・8%)の順。一方、「愛媛に行ってみたいと思わない理由」を聞くと44・7%が「遠いから」と答えた。
県広報広聴課の小坂泰起課長補佐は「認知度の高い項目との組み合わせで効果的な戦略を立てることも可能だ」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/091210/ehm0912100217000-n1.htm