電子申請の利用低調 山口県 '09/12/11
インターネットで山口県の諸手続きができる電子申請の利用が低調で、県が手続きの対象項目を9割減と大幅に絞ったことが分かった。
利用ゼロが大半を占め、今年10月のシステム更新を機に604から52に削減。10日の県議会一般質問で取り上げられ、低調な利用率が指摘された。
電子申請は2004年11月に始まり順次、手続きの対象も拡大。
しかし、08年度は高圧ガスの製造届や美容院の開設届など542の手続きに全く利用がなかった。
図面など添付書類の送付が必要な手続きもあり、利用が進まなかったという。
システムの更新期を迎え、利用頻度が高い手続きに絞った。
小田由紀雄地域振興部長は一般質問への答弁で「利用促進に向けて、改善に努めたい」としている。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200912110024.html