感謝、感激、感動の旅 三重県伊勢市・木田すみ(主婦・88歳)
私は11月に88歳になりました。誕生日記念にと、涙がこぼれるような贈り物がありました。
子供たちが費用を出し合い、念願の山陰・山陽旅行に連れて行ってくれたのです。
娘夫婦と何日もかけて計画を練り、3泊4日の旅に決定しました。
岡山まで新幹線で行き、お婿さんが運転するレンタカーで観光しました。
島根県の足立美術館、松江、津和野、そして今回の旅の中で一番のメーンであった出雲大社は、
若いころから一度参拝したいと思っていた場所です。よき主人と一緒になれたことにお礼を言いました。
続いて、山口県の萩、錦帯橋、広島県の宮島、尾道を満喫しました。
平日だったにもかかわらず、たくさんの人でにぎわっていました。
3日目、宿で夕食をとった後、娘が私とお婿さんを並ばせ、
「感謝状です」と言い出しました。突然のことで2人ともびっくり。
お婿さんには「今まで家庭を守ってくれ、家族皆に優しくしてくれ感謝します」と。
私には「体をよく動かして日に日に若返り、後に続く人の模範です。ますますのパワーアップと
好奇心を爆発させ、歩き続けてください」とのことでした。感動で胸がいっぱい。感謝状を手に記念写真を撮りました。
私も娘夫婦に感謝状を贈りたい。感謝、感激、感動の旅行を計画してくれた
子供たちのためにもますます健康に注意して、今度は私が「子孝行」をしなくては。
http://mainichi.jp/life/kimochi/news/20091211ddq013070003000c.html?link_id=RLH04