JR学園都市線:電化工事起工式 桑園−北海道医療大学間、所要時間短縮へ /北海道
◇高速で所要時間短縮へ
JR学園都市線(札沼線)の桑園−北海道医療大学間(28・9キロ)を電化する工事の起工式が10日、篠路駅(札幌市北区)で行われた。
JR北海道の中島尚俊社長は「札幌圏一体となった高速ネットワークで所要時間の短縮を実現したい」と語った。
学園都市線は札幌圏で唯一の非電化区間。沿線の宅地化に伴い利用客が増えており、朝のラッシュ時は乗車率が130%に達し改善が求められていた。
工事はJRと第三セクター「北海道高速鉄道開発」が総工費46億円をかけて行い、完成は12年春の予定。
新型電車の投入により乗車率は104%に低下、所要時間も札幌−石狩当別間が現在の46分から最大7分短縮される見込み。二酸化炭素排出量も約7割減るという。
残る北海道医療大学−新十津川間はディーゼル車で運行を続ける。
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20091211ddlk01020039000c.html