サッカーＷ杯の競技場 天井を車が走り、頂上に展望台 【画像有り】

美しい外観に奇抜な仕掛け＝ダーバン、サッカーＷ杯で発展目指す
http://www.jiji.com/news/photos/photo_news/images/450/view8751573.jpg

　来年のサッカーのワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会で、１次リーグＥ組の日本が
第２戦で強豪オランダに挑む場所がインド洋に面した港湾都市ダーバン。新設のモーゼス
・マブヒダ競技場は斬新な外観を誇るが、後利用も考えた「仕掛け」も話題になりそうだ。

　目を引くのが頭上に架かる高さ１０６メートルに達する巨大アーチ。２本のアーチが最頂
点で一つになり、南アフリカ国旗と民族の融合をイメージするＹ字を描く。スタンドの座席
も海の青、アフリカ大陸をイメージしたオレンジ色などで彩られ、美しさは有数の声。
１年中温暖な気候のダーバンは観光都市の顔を持つが、スタジアムは新名所にもなりそうだ。
というのも、巨大アーチ頂上に展望台が設けられ、市内やビーチなどを一望。展望台にはアー
チ上を走る「スカイ・カー」で、約３分で到達できる。一度に２０人程度が乗車可能で、営
業開始の利用料金は１人５０ランド（約５８５円）の予定。
（2009/12/11-09:19）
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200912/2009121100143&rel=j&g=spo