中能登町とJA能登わかば(七尾市)が産地化に取り組んでいる赤ダイコン
「能登むすめ」の収穫作業は8日、本格的に始まった。
生産者が丸々と太った色鮮やかなダイコンを掘り出し、ブランド化を進めて4年目を迎える特産品の出来に自信を深めた。
同町在江の農業升啓一さん(79)が約5アールの畑で、収穫作業に追われた。この日に収穫した約100キロは金沢や七尾の市場に出荷される。
JA能登わかばによると、「能登むすめ」には、活性酸素を取り除くポリフェノールの一種「アントシアニン」が
ほかの品種と比べ3倍以上含まれる。しゃきしゃきとした歯応えが特長で、サラダや酢の物にするとおいしいという。
今季は秋以降の好天に恵まれたことから色づきや、大きさともに上々で、出荷量は1月下旬までに約8トンを見込んでいる。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20091209101.htm