毎日新聞が小沢・胡錦濤会談で米国が怒らないか憂慮しているようです
【北京・浦松丈二、近藤大介】民主党の小沢一郎幹事長は10日、党所属国会議員143人を含む約600人の
同行者とともに中国を訪問し、同日夕(日本時間同)、胡錦濤国家主席と北京の人民大会堂で約30分間、会談した。
小沢氏と胡主席の会談は、民主党が野党時代の08年5月以来で、政権交代後初めて。鳩山政権の与党第1党として
「中国重視」の姿勢を鮮明にした形だが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡ってギクシャクする
日米関係への影響を懸念する声も政府内から出ている。
小沢氏は会談冒頭、「(中国側の厚遇に)心から感謝している。友好親善発展のためになる」と強調した。
胡主席も「小沢氏は中国人民の古くからの友人。長期にわたり、中国共産党と民主党の『懸け橋』として、
重要な貢献をされている」と応じた。
略
ただ、鳩山由紀夫首相が普天間問題の決着を先送りしたことに米側が反発した直後だけに、派手な訪中団が米側の
不信感を誘う可能性も指摘されている。政府内には「タイミングが悪く、米国側に過度な中国シフトの印象を与えかね
ない」(外務省幹部)と危惧(きぐ)する声も出ている。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091211k0000m010098000c.html