小清水「詐欺に注意しろ」

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高齢者対象の講演会、着ぐるみ劇で事故防止訴え/秦野

着ぐるみ劇などで交通事故防止と振り込め詐欺防止を訴える秦野署の「高齢者に対する犯罪と交通事故防止講演会」が8日、秦野市平沢の商工会議所で行われた。参加者は、着ぐるみ劇の軽妙なやりとりに笑いながらも交通安全を学んでいた。

 市老人クラブ連合会が会員に呼びかけたところ約250人が参加。小清水芳則署長が県内の振り込め詐欺被害状況や交通事故状況を説明した。
県内では約7億円の振り込め詐欺被害額があることが明かされると会場からどよめきも。最後に「安全で安心して暮らせるまちになるよう努力していく」と訴えた。

 続いて、県警交通安全教育隊員が着ぐるみを着て交通安全劇を披露した。お年寄りの女性と女性隊員が出演。会場からも参加者を募って聴覚チェック、平衡感覚チェック、歩行速度チェックなどを行い、交通安全意識を持つよう呼びかけた。

 ほかにも、県のくらし安全指導員が、実際にあった振り込め詐欺の再現ビデオを上映、被害防止のために注意する点などを訴えた。

 同署管内の11月末までの交通事故は647件(前年同期比マイナス2件)で、うち65歳以上の高齢者の事故は169件(同プラス28件)と増加傾向。また、振り込め詐欺被害は13件発生、被害額は1840万円となっている。

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0912080032/