富野由悠季「萌えだけのスカスカな内容じゃなくて、萌えから先の内容も作れよ」

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1 パステル(関西地方)

富野由悠季「“萌え”があったら、その先はどうなるのか?まで考えなければならない」

実際、現在のアニメはマジメにつくりすぎていると思えるものが多いです。
例えば、「ご主人様〜」と迎えてくれるメイドが登場するアニメがあるとします。
本当にメイドがいたら楽しいはずなのに、多くの作品がメイドを出したことで安心しきっているのが現状でしょう。
「萌え」があったら、その先はどうなるのか? 人として成長するのがダメになるのかが描かれていない。
たとえダメになるとしても、そこで堕落を究極的に描けるのなら、それは作品として成立するはずです。
バニーガールな網タイツキャラがいたとしても、そんなキャラは40年前にすでに登場しています。
そのキャラを物語のなかでどう特化させるかという部分に視点がいかないのは作り手として悲しいですよね。

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