日本政策投資銀行は、2011年春の九州新幹線全線開業を前に、鹿児島都市圏の課題と
可能性を探った調査リポートをまとめた。リポートは「鹿児島の潜在的な観光資源が
生かされていない」と指摘。情報発信の強化を提言した。
同行地域振興グループの大西達也課長(42)がまとめた。大西課長は、旅行計画に
インターネットを利用する人が約35%に上ることを挙げ、ネット情報の重要性を強調。
大手検索サイトで「鹿児島市」と「観光」のキーワードで検索すると、福岡市や
長崎市の数分の一の情報しか見つからないと指摘した。
また、同市の観光客に占める宿泊者が例年2〜3割にとどまることから、
「宿泊してもらうために夜の魅力のアピールを」と訴えた。
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