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402 そろばん(愛知県)

米経済学者が証明「クリスマスプレゼントに物を贈るのはお金の無駄。現金を贈るのが一番効率的」

米ペンシルベニア大学ウォートン校のジョエル・ウォルドフォーゲル経済学教授によれば、
クリスマスのプレゼント交換はお金の無駄、「価値破壊のお祭り」だ。プレゼントを
もらった人は贈り手の期待ほどにはプレゼントを高く評価しないからだという。

同教授はこのほどロンドンで講演し、「世界の先進各国が価値破壊のお祭りでクリスマスを祝うことで、
毎年250億ドル(約2兆2260億円)が煙のように消えうせる。人はもらったプレゼントを
贈り手が購入した価格よりも20%低く評価する。好みに合わないためだ」と説明した。

同教授はクリスマスの季節に米国ではプレゼントのために約650億ドルが支出される。
欧州と日本でも小売売上高は急増する。同教授はこの季節にプレゼントについての調査を行った。

同教授によれば「受け手とあまり接触のない贈り主は頻繁に接触する人よりもさらに不適切なプレゼントを
しがちだ。祖父母や伯父伯母(叔父叔母)が本質的にプレゼントの贈り方がへたというわけではない。
ただ、贈る相手と会う機会が少ないだけだ」と解説した。

■現金が一番?
無駄をなくす一つの方法は現金を贈ることだとウォルドフォーゲル教授は述べる。
ただ、現金を贈ることにまゆをひそめる風潮があるためこれは難しい。また、クリスマスのギフト交換は
社会的に深く根付いた習慣のため、やめてしまうこともできない。

また、贈ることの楽しみも贈る側の目的であるため、必ずしも受け手が欲しがるものを贈らない場合も
あると同教授は指摘する。「プレゼントをする行為には家父長的な意味合いもある。
例えば、薬物中毒の友人に現金を贈ることはよくない」と同教授は説明した。

同教授は、親しい人にはよく考えたプレゼントを贈り、あまりよく知らないが贈り物をする義理のある
相手には現金のような悪いイメージのない商品券を贈るのが無駄を避ける解決法の一つだと述べた。
(ブルームバーグ Jennifer Ryan)ソースより抜粋
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/091209/mcb0912090507014-n1.htm