小説の読み方には二つの方法がある

今週の本棚：埴谷雄高　生誕１００年特集（その２止）　鹿島茂・評
◇オタク小説としてよみがえる『死霊』

小説の読み方には二つの方法がある。一つは小説をそれが書かれた時代に送り返し、その時代の状況や
習慣などを考慮に入れつつ読む方法。もう一つは、小説が書かれた時代や状況を一切無視して、現代的な
関心の光を当てながら読む方法である。

では、戦後文学の金字塔と言われながら、完読した人のほとんどいない難解小説の極北『死霊』については
どちらの方法を採用すべきか？　私は断固として後者を採りたい。ただし、その視点は一般とはかなり異なる。
『死霊』をオタク小説、引きこもり小説として読むのである。

これは一般に指摘されることが少ないが、『死霊』には三つのジェネレーションが登場する。主人公である
旧制高校生・三輪与志とその友人・矢場徹吾、黒川建吉の世代。その上が、与志の兄である大学生・三輪高志と
その友人・首猛夫（くびたけお）（小説全体の狂言回し。饒舌（じょうぜつ）な論争者）の世代。もう一つは、三輪兄弟
の父である政治家・三輪広志とその友人であり、三輪与志の婚約者・安寿子（やすこ）の父である元警視総監・
津田康造およびその夫人の世代。

この一番年長の世代は明治維新を担った天保世代の子供の世代、つまり明治の二代目に当たるが、彼らの責務は
父の世代から受け継いだ明治国家の屋台骨を支えることで、二人が首猛夫の吹きかける哲学議論にも真っ向から
立ち向かうほどのインテリでありながら、基本的には政治や警察などの実務にしか関心がないのはそのためである。
これは、現代日本との類推でいえば、戦後復興に尽力した戦中派世代に匹敵する。

以下略
http://mainichi.jp/enta/book/news/20091206ddm015070038000c.html

巻末の解説読んでから読む方法と
最初から普通に読む方法

はん
あっは
ちょっ！

本を読む時は書き手が何を考えて書いたかとか考えるな

ニュー速で薦められたので「殺戮にいたる病」を読んだのだが
なんで途中で主人公がオヤジになったの？
主人公はどこに消えたのよ

し・・・小説
こ・・・小説？

>>5
蒲生稔＝親父で
親父を息子と見せかける記述がされてるんだよタコ

アニメ・ドラマ、映画見ちゃってから興味を持って読む方法と
アニメ・ドラマ、映画貶すためだけに先に読む方法

>>5
次は摩耶の神様ゲームですね

埴谷スレじゃん！よっしゃ！

序盤と結末だけ読んで途中をすっ飛ばす方法

>>8
どっちも心当たり有るな

服を着て読む方法と全裸で読む方法

何も考えずに読んで叙述トリックに見事に騙されるのが大好き

娯楽物をいちいち高貴に見せようとして分かりずらくしようとするのは単なる作家のオナニーだろ
小説は読み手が面白く感じればそれでいい

意味もなく難しく書いているのは作家が読み手をバカにしているようだ

ニュー速ですすめられる本って偏ってるよな
本当に、ある一定の人種しか居ないんだなと実感するよ

Amazonのレビューだけ読んで積読

>>16
「これ褒めたらワカってると思われる傾向のもの」しか恥ずかしくて出せないんじゃねｗ
漫画で言うと、それ町とかとりあえず勧めるような

あとがきを先に読む方法と後に読む方法

>>16
ν速民の中で他人に薦められる程度に数をこなしている奴が
どれだけいるかを考えれば、偏るのは当たり前だな。


根拠は無いが同じ面子5人くらいで回してるだろｗ

>>18
タイトル末尾に(笑)をつければ簡単に貶せますからね

>>16
過小評価されてるものを薦めてるから
期待してるとガッカリする

>>19
先に見るのはよくやるわ

>>18
でも、それ町は久しぶりにニュー速が役に立ったわ

小説は表紙を見ただけではよほど興味をそそられる物以外だと
実際に中身を読まないとまったく面白さが予想出来ないのがつらい
だから文庫本のように背表紙にあらすじみたいなのが書いてあるのは助かる

中盤になっても登場人物が覚えられないが、絶対に読み返さないので半分はそのまま終了
犯人のヤスって誰だったんだろうみたいになってしまう

僕は本を買うとまず結末を読む。読みおえる前に死ぬと困るから。

>>19　後書きって言うか、解説でネタバレ食らってから後で読むようにしてるわ

何も考えずに読む方法もあるぞ

>>29
俺はそれだな

ランニング状態で足を止めて読む

最近の小説でアルスラーン戦記みたいなのある？

まず服を脱ぎます

何にも理解せずに脳内を言葉が流れていくのを楽しめ

筒井康隆はニュー速公認

本のスレいくつ立てる気だよ。
ここが次スレか？

小説好きなうちの親は
本屋で気になる作者を物色→なければ興味がわくようなタイトルを物色→気になる本があると手にとり、アラスジを読む→よければ購入（上下に別れてる場合は下から）
一度流し読み→面白い場合は二回目に本格的に読む
こんな感じだ

平野啓一郎のスローリーディングの本は迷著

エロ小説かと思って買ったドグラ・マグラのせいでラノベから卒業した

小説をざっと立ち読みしてみたが硬い雰囲気のラノベとほぼ変わらなかった 都合の良い展開とキャラの特徴を表すための記号のような台詞、ラノベはこれらに突飛な世界観が付く
西尾の戯言シリーズがそこそこウケてたって初めは全く信じられなかったが今はなんとなくわかる 一般小説もそうたいしてレベル変わらん

で、お前らなに読んでんの

失われた時を求めて

30 Strangest Deaths in History

来年こそ黒死館殺人事件を読み通す
今年はすでに二回挫折した…

年明けまでには読みかけの『罪と罰』を片付けないと･･･
あと『狼と香辛料』の最新刊も積んでるし、
ベスターとブラウンと和田竜も読まないといけない。

買って読む
買わずに読む

>>45
罪と罰はソーニャたん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ で読めるぞ。
自分の萌え系ヒロインのルーツ元がソーニャたんだ。

>>47
あの子は頭が弱いからなあ

魚から責められるの御免だ

>>41
フランス書院とか、ナポレオン文庫

コズミックを最後まで読むか途中で壁に投げつけるかだな

センター試験の問題児か

おまえらってアニメで場面思い浮かべるんでしょ？

>>１
二つの方法を書けよ

「ねえ、お母さん、結婚したら一緒に住むって話、考えてくれた？」
「ダメよ、何を言ってるのよ。せっかくの新婚生活なのに。慎一さんにだって迷惑がかかるじゃない」
「大丈夫だって。慎一さんちは資産家で家だって大きいんだから。べつに気にする必要ないって」
「そういう問題じゃないわよ。『嫁入り道具に余計なモノまで付いてるわね』なんて笑われたら、お母さん、恥ずかしくって相手のご家族に顔向けできないわよ」
「あははは、出来ちゃった結婚で嫁入りしようっていうのに、今更恥ずかしいことなんて何もないってば」
「あら･･･大きなお腹抱えて大笑いして･･･いい大人が子供みたいに。あなた、もう三十歳でしょう？　すこしは大人らしくしなさいな」
「まだ二十九ですよーだ。とにかくさ、結婚したら一緒に住も。今日はこれから慎一さんとデートなんだから、きちんと話をすれば大丈夫だって」
「いやよ、お母さん、同居なんて。慎一さんだって嫌がるに決まってるわ」
「だってこのままこの家で一人で暮らすってわけにもいかないでしょう。二十年前にお父さんが死んで、もう貯金だってほとんどないのにどうやって生活していくの？」
「パートでもなんでも働けば一人分の食い扶持くらい稼いでいけるわよ」
「いままで働いたことだってないんだから、いい年して今更働きに出るなんてムリに決まってるじゃない」
「まったくこの子は減らず口ばかりで･･･。ほら、そろそろ慎一さんが迎えに来る時間よ。準備しないと」
「あら、ホントだ。じゃあ、お母さん、お小遣いちょうだい」
「もう、この子ったらもうすぐ三十になるっていうのに･･･。ほら、これで美味しいものでも食べてきなさいな」
「ありがとう、お母さん。じゃあ、お寿司でも食べようかな」
「お腹がすくからって食べ過ぎちゃだめよ。お腹が大き過ぎると体だって危ないんだからね」
「はーい。いってきまーす」


結婚秒読みの女とその母親の会話と読むか、
ニートの息子と再婚する母親の会話と読むか。

>>50
あとグリーンドア

ハルヒが筒井康隆のエディプスの恋人に似てるという書き込みを見て読んだけど全然似てなかったぞコラ

>>25
だが、たまに本編の半分以上が要約されてるような
あらすじがあるから気を付けないとな
ミステリーものなんか、一人目にやられる奴の名が普通に書いてあったりするし

本で読む方法と携帯アプリで読む方法

酒飲みながら泉鏡花とか読むと面白い

黙読と音読

音読なんて高校以来してないかもな…

綿谷りさ、なら顔だけで読める

あとがきとか解説でネタバレするのは許すけど
注釈でネタバレする岩波文庫は絶対に許さない

いつか僕に「テロリストのパラソル」を教えてくださった方
同じようなオススメをお願いします

一気に読むか少しずつ読むかだな

難解な学術書なら分かるが、難解な小説に挑む意味って何かあるのか
所詮は作者の妄想、適当なホラ話に振り回されるだけで、
一生懸命考えて解釈したところで正解かどうか確かめられるわけでもなし

>>67
読みたいから読むだけ。
読みたいと思うきっかけは人それぞれとして、
それ以外の意味なんてないんじゃないの

今｢死霊｣読んでるけどキリストがねちねち責められててワロタ