ソマリアのHaradheereという町で、投資家が海賊に「投資」して、身代金などの報酬の分配を受ける
という投資市場がオープンしたそうだ(ロイター通信、本家/.より)。
ロイター通信の記者を投資市場施設に案内したという元海賊Mohammed氏は「4か月前の
モンスーンの時期にオープンしたこの市場は初めは15の『海運事業』しかいなかったが、
現在では72の事業が参加している。そのうち10がハイジャックに成功している」と説明したとのこと。
投資は現金や銃器や資材などで行えるとのことで、誰でも参加できるそうだ。
小さな漁村だったというHaradheereは海賊関連の事業で潤い、いまでは高級車が行きかうように
なっている。Mohammed氏曰く、この市場は海賊が地元コミュニティからの支持を受けるためにも
重要な役割を担っているという。この地域では隅々まで身代金の分け前が行き渡っており、
病院や学校、公共インフラなど全てが海賊によって支えられているとのことだ。
http://slashdot.jp/article.pl?sid=09/12/04/108256