教師うっかり 願書郵送せず
県北地方の県立高校の進路指導担当教師が生徒から受け取った国立大学への出願書類を締め切りまでに郵送しなかったことから、
この生徒は同じ大学を別の方法で受験していたことがわかりました。
出願ミスがあったのは県北地方にある県立高校です。
福島県教育委員会によりますとこの高校の生徒1人がことし9月、面接などで出願者の個性などを重視する国立大学の入学試験の出願書類を
出願締め切りの前日に進路指導の担当教師に提出しましたが、教師が日程を勘違いして締め切りが過ぎてから大学に郵送したため、この生徒は
受験出来なかったということです。
この生徒はその後、同じ大学の推薦入学の試験を受けて合格したということです。
今回の問題を受けて県教育委員会では、すべての県立高校に受験手続きの確認を徹底するよう指示する通達を出すとともに、先月、
ミスのあった高校の進路指導担当教師2人と校長に対し文書で訓告しました。
同じような出願手続きのミスは去年も県内の6校で相次いでいました。
県教育委員会では「こういったことが2度とないよう、一つ一つのチェックを徹底するなどして再発防止に務めたい」と話しています。
http://www.nhk.or.jp/fukushima/lnews/01.html 依頼42