県立盲学校は12、13の両日、見え方に不安や悩みを持っている人の相談を受け付ける「冬のEye愛ひとみ相談会」を開く。幼児から高齢者まで年齢制限はない。無料だが、事前申し込みが必要。
相談会は、年に数回実施している。10年前の相談件数は年間約30件だったが、近年は年間約100件と、年々増えているという。なかでも、ここ数年は発達障害の疑いがある子どもの相談が増え、1割強を占めている。
同校視覚障害教育相談・支援センターの佐田弘和教諭は「(発達障害に関係する)弱視は、周りから理解されにくい」と話す。見えにくいことで、認識が遅れることもあり、弱視が原因で発達障害と診断されることもあるという。
また、生まれつき見えにくいことに慣れてしまい、ぼやけていたり、ゆがんでいたりすることを当たり前だと思いこんでいる子どももいる。
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