集団強姦致傷罪などに問われた男4人の裁判員裁判の論告求刑公判が27日、
奈良地裁(石川恭司裁判長)で開かれ、検察側は裁判員に「(被害を)想像してみてください」
と呼び掛け、「役割は違うが4人で犯行を実現しようとした。罪の重さは同じ」と、
全員に懲役6年を求刑した。判決は30日。
検察側は、3人がかりで被害者の女性を押さえ付けた状況などを「卑劣で悪質というほかない」と
非難。裁判員はメモを取ったり、モニターを見たりして聞き入った。
被害者参加弁護士も「二度とこのような罪を犯さないよう、心から反省することができるだけの
長期間の刑を求める」と陳述した。
弁護側は、計500万円で被害者と示談が成立したことや緻密な計画性がないなどとして、
執行猶予付きの判決を求めた。
起訴状によると、4人は共謀。5月17日未明、奈良県橿原市の路上で、女性を監禁し、
乱暴しようとして車に連れ込み、けがを負わせたなどとしている。
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2009112701000443_National.html 想像した結果がこれだよ